Wood Eight Cafe

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS Once Upon A Long Ago / Paul McCartney

<<   作成日時 : 2007/12/30 01:04   >>

トラックバック 0 / コメント 8

画像
*ジャケットをクリックしますと試聴できます

ウィンターソング第2弾として紹介しますのはポール・マッカートニーの「ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー」です。

ポールのウィンターソングといえばクリスマスソングの定番でもある「Wonderful Christmas Time」があまりにも有名ですが、私はこの冬の時期、なぜかこの曲が聴きたくなり、またこの曲を聴いていると自然と雪の中を遊ぶ子供を想像してしまいます。
それはこのプロモビデオのせいなのかもしれません・・・・。

〜Once Upon A Long Ago〜


画像この曲はポールのベスト盤「All The Best」に収録された当時新曲で、「そこそこ」ヒットもしました。(全英10位)
*左ジャケット写真は今や貴重なCDV(ビデオCD入りシングル)

「そこそこ」というのは訳があってこの頃のポールの作品「プレス・トゥ・プレイ」「ヤア!ブロード・ストリート」はかなりの酷評を浴び「ポールはもはや過去の人になってしまった」とか「世紀のメロディメーカーもついにメロディが枯渇してしまった」などと揶揄されていました。

画像確かにジョンの死後発表した「Tug Of The War」以降セールス的にはじりじりと下がり始め、「プレス・トゥ・プレイ」ではポールのキャリアの中では最低のセールスとなってしまいました。
もっともこの「プレス・トゥ・プレイ」は当時の評価があまりにも低すぎ、今改めて聴き直して見るとマッカートニー節と当時のテクノリズムの融合したサウンドなどなかなかだと思うのですが・・。

更に言えばCDが普及し始めたのがちょうどこの頃でプレス・トゥ・プレイが最初のポールのCDでのリリースをした作品だったかと思います。
デジタルチックなビートをCDだと増幅していましたけどアナログの柔らかい音に慣れていた人にとってはそれも耳障りな要因だったかもしれません。

いずれにしてもこのベストアルバム発表時はジョージが「クラウド・ナイン」で奇跡の復活を果たした一方で最悪の評価を受けていた時だったのです。
私自身も「なんでまたベスト盤なんかだしたの?『ウィングス・グレイテストヒッツ』にも入っていた曲多いし・・。」
と私自身もこのベストアルバムには手を伸ばす事はなかったのです。

今改めて聞きなおしてみますとこの「Once Upon A Long Ago」はとても優れたメロディラインであると同時にその当時のポールの気持を表すかのような歌詞の感があります。
Picking up scales and broken chords Puppy dog tails in the House of Lords
Tell me darling What can it mean?
(スケールやコードの断片を拾い集める事になんの意味があるって言うんだい?)
Making up moons in a minor key  What have those tunes got to do with me?
Tell me darling Where have you been?
(マイナーキーで月を造るってことにどんな関係があるって言うの?)

画像かつて子供達は宝探しをしていた・・・(Once upon a long ago Children searched for treasure)という歌詞はどこかさびしげな響きがします。
下衆の勘ぐりですが、この頃ポールはもしかしたら自分に常に求められているビートルズのイメージと過去を振り返りたくないという葛藤に悩まされ、自分の進むべき音楽の方向性を見失っていたのかもしれません・・・。

その後発表する「Flowers In The Dirt」とその後の伝説的な「Get Back Tour」では完全に吹っ切れたポールの姿を見ることができる事から、この曲は最後の葛藤している曲なのかもしれません。

〜ポール初来日前の序章(プロローグ)〜
この時期、ポール来日が実現しておらず、また日本のTV番組に出演するということはほとんどなかったために「夜のヒットスタジオ」に出演した時はかなりの話題になりました。
そこで披露されたのがやはりこの曲でした。

「ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー」(夜のヒットスタジオ)

1980年の大麻不法所持によるウィングスの公演中止、そしてジョンの死から完全には立ち直りきれていなかったビートルズファンにとってはポールの来日は何よりも望まれた事でした。

「生のポールを見たい、聴きたい」

という思いは3年後の1990年・・・ついに果たされる事となるのです!

その当時の待ち焦がれる気持は春を待ち焦がれる気持と通じるのかもしれません。
繰り返しますが、この曲はもっと評価されていいポールの隠れた名曲だと思います。

カフェ・喫茶店人気ブログランキングへ
All the Best
All the Best

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
いや〜、なんかラジオの特番聴いてるかのごとき趣き!今度DJやろうよ。レスポで。どう?うまいなぁ、実に話の持っていき方とか。それでもって当時のラジオDJの雰囲気があるんだな。僕もポールのこのGreatestHitsは持ってないんです。PRESS TO PLAYは輸入カセットをひたすら安く買うにとどまったし、ブロードストリートはかみさんが持ってたけどちゃんと聴いたことなかったし・・・。完全にBEATLES離れしていました。ウッド8さんが言うようにこのあとのフラワーズは聴きまくりました。コステロとコラボ始めたのも刺激になったとか言われていましたがね〜。THIS ONEがとても好きでした。
Gottosson
URL
2007/12/30 12:48
Gotoosson、こんにちは
DJはやってみたいんですよね。実はミュージシャンよりも憧れていたりして・・(笑)。
多分FM STATIONとか読んで育ったからなのでしょうねえ。
お褒め(?)いただき恐縮です。
ウッドエイトのマスター
2007/12/30 14:06
僕は「やあ!ブロードストリート」って映画なんかも見に行ったりして結構好きだったんですよ〜。でも正直プレス・トゥ・プレイはあまりピンと来なかったのです・・。
出す方は大変ですが、聞き手は取捨選択の権利があるのでわがままですよね。
ポールも常に100点じゃないんだな〜って当時10代半ばながら生意気に思っておりました。
kaki
2007/12/30 22:49
kakiさん、こんにちは!
「ヤア!ブロード〜」、私は前売りチケットやパンフまで持っているのに見に行かなかったのですよ。でも主題歌になった「No more Lonely night」は好きでした。
当時、すでにビートルズファンだったので新曲が出てくるほうがうれしかったですね、でレコードの針を落として「プレス〜」は良くわからなかった覚えがあるんですよ。
ウッドエイトのマスター
2007/12/31 09:29
大スターと言われるような方でも葛藤や紆余曲折のある人生を歩むものなんですね。
自分も今穴に落っこちた生活をしてますが、せいぜいあがいて這い上がってみようと思います。
山の高いところを見がちですが、実は低いところに味や真価があるのかもしれませんね。
う〜ん、マスターさんの解説はいつも深いなぁ。
ショウ
2007/12/31 09:57
ショウさん、こんにちは!
そうですねえ、人間誰しも順風満帆とはいきませんからねえ。水戸黄門も「人生楽ありゃ苦もあるさ」と言っていましたし・・(そりゃ歌だ!)
結構辛いときって得るものが多かったりしますよね(と思わないとやってられなくなるんですけどね(汗))
ウッドエイトのマスター
2007/12/31 10:31
マスター、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
いやー、ポールのオール・ザ・ベストですか。私、買っちゃいましたよこれ。「グレイテスト」未購入で「夢の翼」の前だったんで・・。
でも、日本盤とUS盤とUK盤では収録曲が微妙に違うんで悩みました。アルバム「ラム」収録の「バックシート」が好きなんでUK盤かなと考えていましたが結局、無難に日本盤を選択しました。(後日「ラム」を購入。無駄遣いか?)
不思議の音楽館
2008/01/03 22:55
不思議の音楽館さま
新年おめでとうございます。こちらこそよろしくお願いいたします。
そうそう、このベスト盤はUSとUKとで収録曲がことなり結構コレクターズアイテムなんですよね。US盤のほうがアメリカで売れた曲が多かった気がします。ジェニファーズファームとかはいっていなかったかな??
解散後の2枚「マッカートニー」と「ラム」はもっていないのですけど「ラム」は評価たかいですよねえ。。私も買おうかな(笑)
ウッドエイトのマスター
2008/01/04 06:02

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

☆今日の星占い☆


-無料占い-

当店の愛犬です!

サンペイです。クリックすると言葉を話します。 可愛がってあげて下さいね!