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help リーダーに追加 RSS John Lennon/Happy X'mas(War Is Over) 〜ハッピー・クリスマス〜

<<   作成日時 : 2006/12/10 01:27   >>

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12月に入りクリスマスソングが流れる季節となりましたね。
今回さまざまなX'mas Songがありますけど、私はどうしてもジョンのこのHappy Christmas ( War Is Over )を最初にしたかったのです。
理由はもちろん私がビートルズフリークであり、ジョン・レノンに並々ならぬ影響を受けているからですが、この曲は時代を超え、今の時勢を反映した歌として今も強く人の心に響いているのではないかと思います。

Happy Chirstmas ( War Is Over )



この「ハッピー・クリスマス<戦争は終わった>」は今でこそクリスマスソングの定番となり、またジョンのソロ作品の代表曲として有名ですが、発売当初はレコード売上は散々たるものでした。
1971年に12月にアメリカで発売されましたが、当時アメリカではクリスマスにシングルを出すという商慣習がなく、(イギリスではあったそうで)チャートをにぎやかすことも無く、イギリスにいたっては翌年の発売という有様でした。先に投入した全米市場では、結局ヒットせず翌72年11月にイギリスでやっと発売、この際には全英4位まで登り詰めました。

当時ジョン・レノンは「ビートルズ解散後遺症」的な状態になっており、かなり、精神的にも音楽的にもスランプに陥ってました。
今、聞きなおしてみるとジョンの魂の叫びのような作品が数多くあり、印象深いモノや秀曲も多いのですが、やはり当時からしてみるとジョンに求められていたのはビートルズ時代のようなキャッチーなポップ・ロックであり、政治色の強いメッセージソングではなかったのでしょう。
その点、ポールは非常にうまくレコードセールスを行っていたとも言えます。

画像この曲も単なるクリスマスソングではなく「戦争は終わる、あなたが望むなら」というサブ・タイトルからもわかるように明らかな反戦ソング。
この「War Is Over」というキャッチフレーズはベトナム戦争真っ只中であった1969年にジョンとヨーコが“二人からのクリスマスメッセージ”という形で世界中の主要都市に大きく看板を掲げ一大反戦キャンペーンを行いました。

画像(設置された都市はロンドン、ニューヨーク、ロサンジェルス、パリ、ローマ、ベルリン、アテネ、モントリオール、トロント、東京、香港、トリニダード島のポート・オブ・スペイン)
またポスターや新聞広告、ポストカードなども大量に作成し、マスコミを大々的に利用したキャンペーンとなったわけですが、そのときのメッセージとこの歌を合体させ単なるクリスマスソングではない反戦メッセージソングとしたわけです。
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また冒頭にあるジョンとヨーコのセリフは「Happy X'mas Kyoko, Happy X'mas Julian」とつぶやいています。このキョーコはヨーコの前夫との間にできた娘、ジュリアンはおなじみあの「ジュリアン・レノン」、ジョンの最初の結婚の際の子供です。
これは私の推測ですが、おそらく最初はジョンとヨーコは二人が結婚する前に設けた子供を結局手放すことになってしまい、そのことをいたく後悔していたのではないかとおもうのです。そのため、本来なら家族で和気あいあいと過ごせるべきクリスマスに一緒にいることができないことから二人に捧げたクリスマスソングだったのではないかと思います。
それが、いつの間にやら結局反戦ソングの要素が強くなってしまったのではないのかな?と思うのです。もし私の推測通りだったとすればもっとファミリー的要素の強いシンプルなクリスマスソングに仕上がったのではないでしょうか・・・。

ともあれ、楽曲としてはジョン特有のメロデイラインとボーカルが見事にマッチした良い曲に仕上がっております。惜しむべくはジョンの死後、この曲が過大評価されすぎ「偉大なる音楽家が残したクリスマスソング」として受け取られてしまい、またクリスマス・ソングということからこの12月になるとヘビーローテーションでFM各局で流されてしまい本来のこの歌に意味するところがおざなりになってしまっているという点です。

1998年、ヨーコは再び「War Is Over」のメッセージを全世界に発信しました。再び混沌とした世界を懸念して・・・。しかし残念ながら歴史はそううまくはいかずあの9.11以降再び混迷しております。
画像


12月8日・・・・奇しくもジョンの命日でもあり、この日は日本とアメリカが1941年に開戦した日でもあります。
この偉大なる作曲家が残した偉大なるクリスマスソングを聴いて、少しでも何かジョンの魂を感じ取れたとしたならば、きっと彼は喜ぶでしょう。そしてこう言うと思います。

「君達ならできるよ。でも俺が君達に何かしてあげると期待するのはやめてくれ」

と・・・。
ジョンはとても期待されることを嫌がっていたそうです。
私達はいったい何ができるのでしょうか・・・。でも私はこう思わずにはいられません。

「この曲を聴いて、ハッピーな気分や感動してくれたらとてもうれしいな」

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タイトル (本文) ブログ名/日時
Give Peace A Chance(平和を我等に) / John Lennon
ジャケットをクリックすると試聴可能です ビートルズのメンバーの中で最も有名かつ、世界的に様々な意味で影響を与えた男と言えば間違いなくジョン・レノンでしょう。 私もビートルズを聴きはじめ、そしてジョンの生き様を知り、自身の性格や生き方などに少なからず影響を受けています。 ...続きを見る
Wood Eight Cafe
2008/04/16 06:28

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
クリスマスがやって来る今月にふさわしい曲ですね。
楽しいクリスマスを迎えるためには、やはり戦争がなくならなければ、世界が真に平和でなければならないというジョンの思いが込められていて、単なるクリスマスソングではないところがジョンらしいところですね。
戦争等で血を流すことのない、平和な世界はいつやって来るんでしょうか。
天国でジョンは嘆いているんでしょうね。
いろいろと考えさせられますね。
レノン&マッカートニー
URL
2006/12/10 11:40
レノン&マッカトニーさん、こんにちは!
おっしゃるようにジョンとヨーコが力を入れていたLove & Peaceの世界はまだまだ道遠しという感じですよねえ。せめてこの曲を誰しもが普通に聴けるような世界になって欲しいですね。
コメントありがとうございました。
ウッドエイトのマスター
2006/12/10 12:54

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